命綱なしで飛べ」を読んでみて

hihihiroro
Jun 3, 2023

なんか最近うまくいかないなーとか、なんでこんな状態なのかなと思っていることが増えた時に広告を見かけたので読んでみた。

自分は別に仕事ができないわけではないと思っているのだが、最近全然成長しているなとか思うことがなくなった。本書を読んでなんか自分に当てはまるなと思った。とりあえず失敗しないようにしていることが多い。
成功したいと強く願う人が陥りやすい11の特徴が紹介されている。

  1. 与えられた仕事は何としても成し遂げようとする
  2. 「緊急」と「重要」の区別がつかない
  3. 人に任せられない
  4. 現場で活躍するプレイヤーから「管理者」にうまく移行できない
  5. どんな犠牲を払っても今やっている仕事をやり遂げようとする
  6. むずかしい話を避ける
  7. コメントやフィードバックを強く求める
  8. 気分の両極端を行ったり来たりする
  9. 人と比べる
  10. 安全な仕事しか請け負わない
  11. 罪悪感に苛まれる

あてはまるものがいくつもあるなと思いながら読みすすめていた。このあたりを読んでいて自分は変化を全くできてないことが理由なのだろうなと感じることが多かった。
成長していくためにはかっこ悪くても挑戦して変化を起こすことについても書かれていたが、その中で成長を阻む4つの罠が書かれている。

  1. 忙しさの罠
  2. 人と比べる罠
  3. 人を非難する罠
  4. 心配の罠

忙しさの罠にはまるると、自分を重要だと思いたいし思われたいことで忙しくふるまってしまう。
立ち止まって、今それをやる必要があるのか?と自問する時間が必要なのに、立ち止まることが怖できなくなる。

人と比べる罠にはまると、どれだけ成果を出しても満足できなくなる。
上には上がいるので、勝手に勝負して勝手に負けている状態に陥ってしまう。

人を非難する罠にはまると、自分がかっこ悪くても望ましいことをするハードルがどんどん上がっていく。
人を非難することで、「自分は悪くない」と自分自身を騙し、自分の間違いや弱さを認めることから遠ざかってしまう。

心配の罠にはまると、非生産的な方向に思考が向かってしまう。
不安は飛び火するので、不安が大きく広がる前に、速やかにきっちり対応するのが大切。

上記4つの罠が命綱をつけてしまい身動きが取れなくなると紹介されている。
命綱なしで飛ぶ = 格好悪い姿をさらしてもいいから望ましいことに挑戦するための6つのステップが紹介されている。

①立ち止まって考える。自分を理解する
②昔のことは忘れる。過去を「過去のもの」にする
③こんなふうにしてみたい、こんなことを実現したいと「具体的な目標」と「計画」を立ててみる
④メンターやアドバイザー「支援のネットワーク」に頼る
⑤まばたきせず「現実」を見つめ、受け止めようとする
⑥自分の弱さを認め、さらけ出す

自分を理解することから初めて、新しいスキルと知識の取得に向かってすすんでいこうと思うようになった。

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