データをお仕事で扱う上では関わりを避けることができないものの一つ。周りで評判が良かったので読んでみた。

目次は以下。

第1章 パーソナルデータってなんだろう
第2章 パーソナルデータの事件簿
第3章 パーソナルデータ活用の分類
第4章 パーソナルデータ周りの権利や決まり
第5章 データ収集と処理に使われる技術
第6章 「信頼できるサービス」の構造
第7章 プライバシー・リスク・倫理
第8章 パーソナルデータの「正しい」活用のフロー
第9章 パーソナルデータ活用の応用事例
第10章 パーソナルデータがもたらす副作用

本書ではパーソナルデータ個人が識別されたうえで収集されたデータとして紹介されている。さらに特定の個人を識別できる情報個人情報、それに対応するデータ個人データと定義されている。

このあたりはデータを使うことによって便利なことを提供することがどんどんできるようになる反面、プライバシーを侵さないや嫌がられないようにどうするかを常に考えなければいけない分野である。

それらパーソナルデータの利活用について、法律・倫理・技術など分野横断で解説している書籍だった。
読みやすい文章で具体例多めに書かれているので、非技術者でも読みやすいと思う。データを扱って何かをするならまずは読んでみると良さそう

気をつけながら仕事をしているが、用語の意味を確認したり意識すべき観点飲み直しなど頭の整理が再度できた気がするので引き続き頑張ろうと思う。

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